わかってはいるけれどやめられない
自分の中で
これはやめた方がいい
これは直さないと
ってわかっているのにできない
人間ですから
一つや二つあっていいと思うのですが・・・
一番やめたい事がやめられなかったりするんです・・・
私も医療の現場で
多くの方にお会いし
医療としての指導をしてきました
よく言われる
運動療法、食事療法、薬物療法
どれも治療につながる大切なこと
でも実際はこれがなかなか難しい・・・
運動療法：30分でいいので、週3回でいいので歩きましょう
食事療法：塩分とアルコールを控え、腹八分目にして、夜遅い食事は避けましょう
薬物療法：決められた用法、用量で服用しましょう
これだけのことでも
言われた通りにできる方はほとんどいません・・・
どれをとってもそんなに難しいことではなさそうに見えるのですが・・・
これを毎日行うということの難しさ
大切だとわかっていても
新しいことを取り入れる難しさ
日常生活に合わない難しさ
という具合に
わかっていてもできないことはたくさんあります
私はそれがどれだけ難しいか
たくさんの方を見ているのでよくわかります
それを守ろうとすることがストレスになってしまうことも・・・
病気を患っている方でさえ難しいんです
自分の病気を治すための術だとわかっていてもできないんです
自分のためだと理解しても難しいんです
それだけ難しいとわかっていても
医療者の立場として
指導しなくてはいけない・・・
これもとっても苦痛でした・・・
自分だって言われたってできない
わかっていることを人から言われたくない
出来ない自分を認める辛さ
どの気持ちもわかるから
指導がとっても苦手でした
それでも患者さんにはいわなければいけない
とっても矛盾です
わかっているけど
出来ないことに目を向けるのではなく
少しずつでも前向きに頑張れる姿勢が大切で
それでも十分なのではないかと思います
何もかもがパーフェクトにできる人なんてほとんどいません
だからいいんじゃないかと思うんです
誰だってわかってないわけじゃないんです
理想があってそれに近づきたい
でも自分を律して理想に向かうけど
理想は現実になかなかならなくて
理想のままになってる・・・
自覚出来てるだけいい！！！
理想があるだけいい！！！
少しずつでもその理想に近づけばいい！！！
そう思いませんか？
だからできない自分を責めるんじゃなくて
理想をもって
近づこうとしている自分を褒めてあげてください
お正月明けで
ま～るくなった自分の顔を見て
それでも理想を忘れずに
明日からまた食事気を付けようと
自分にも言い聞かせながら
書かせてもらいました
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
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