個別性の大切さ

ヒーリング

みんなおなじではない

同じ病名でも人それぞれ
症状も違うし
訴え方も違う
個別性を大切にして
それぞれのニーズに合わせて

患者さんそれぞれ生きてこられた人生も違うし
社会的背景も違う
その方の取り巻く環境も含めて
その方に必要なケアを行う

その方に必要なケアとは何か
優先順位を考えて
フィードバックしながら
その時その時にあった看護を行ってきた

ずっとナース時代に言ってきたこと
それがもっとも大切だと思ってきた
そうしなくては本来のケアはできない・・・と

 

なのにわが子にそれをしていなかったことに気がついた
逆に同じようにしなくては・・・って思ってきた
同じようにしてないと差別してみているようになってしまう
思って接してきてしまった

自分が兄弟と比べられて育ってきたから
自分が子育てするときには
上の子と下の子、絶対に比べたりしない
そう心に決めて子育てをしてきたつもりだった・・・

なのに上の子に言われた言葉
「私の方がかわいくないんでしょ?」
「私のこと嫌いなんでしょ?」

あまりのショックに言葉が出なかった
私は今まで何をしてきたのか・・・
何を伝えてきたのだろうか・・・
自分の親と同じことをしてきてしまったのだろうか・・・

区別なんかしてない
それぞれをみていたはず
何を間違えたのか・・・

間違いではなく、接し方

個別性

その子の気持ちや思いを大切にするなら
その子が求めているものを
その子に必要な愛のかたちを示さないといけなかったんだ・・・

兄弟といっても
その子に必要なものも
その子に必要なタイミングも違う

欲しがっているものは何か
その本質をきちんと見分けられてなかったんだって
気がついた・・・

ごめんね、今はハグだったんだね・・・
ごめんね、今はお話を聞く事だったんだね・・・
ごめんね、今は一緒にご飯食べることだったんだね
ごめんね、今は一緒にテレビ見て笑ったりしゃべったりする時だったんだね・・・

たくさんのごめんねが出てくる。
いっつもいっつも一緒にいることが必要なわけでも
何か物が欲しいわけでもない

ただ必要なタイミングと必要なバランス

このことを忘れずに
それを逃さなければ
本当に通い合える
心と心のコミュニケーション

いまやっと気づけたこと
このタイミングで教えてもらえたことに
感謝したいです

このままわからずに接していたら
と思うと
ぞっとします・・・

どうか私の気づきが
必要な方に届きますように・・・

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

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